理事長挨拶


今日、社会が抱えている要因の一つに、「心の問題」と「健康の問題」があげられます。

 

心の問題には、対人関係によるストレス、不安、悩み、孤独感などがあげられ、健康の問題には、体調不良や様々なアレルギー、病気、薬害等があげられます。

 

更には、システム化されたツールが蔓延していき、携帯やスマホなどでニュースやゲームに没頭し、人と人とのふれ合いもない世代が増えています。またその中で外食産業の介入による、食の安全性や信頼性は、今後の我々の心と身体の健康知識をもっとも脅かすものであると感じています。

 

そのような中で、我々が取り組んできたことは、心と身体の関係性に着手し、思考の使い方や捉え方の学べる場を提供し、コミュニケーション講座や心理学セミナー、個人セッション、カウンセリングなどを行い、それに付随して食の安全や健康知識を高めるためのセミナーや勉強会等を開催してきました。

 

これらの活動は一定の成果を収め、地域の方の理解や参加者の喜びも沢山いただけるようになってまいりました。実践してきた活動や事業を更に定着させ、継続的に推進し、全国へ広めるために、各地域の行政や関係団体との連携を深め、今の社会的現象を未然に防ぐには、同じ「志」を持つ人達の活躍の場をつくりだすことが最も重要だと考えます。

 

そして、近い将来、我々一人一人が本来持ち得ている「心と身体の治癒力」をもう一度見直す時代が必ず来ると信じています。

 

この活動が今後多くの人々に支持され、将来的に青少年の健全な育成や子育て環境、介護環境までも広く貢献できるものと思っております。

一般社団法人 全国人育て協会

理事長 香河 ララ


治癒力アカデミー 会長 挨拶


戦後70年を振り返って、私の幼年期は戦後を迎え、世の中が凄まじい勢いで変わろうとしていました。

 

食糧はとても乏しく、貧困のせいで栄養失調の子供たちばかりでした。配給制度の食糧ではお腹を満たすことはできず、親も子も貧しさに打ちひしがれ生きていくのがやっとの思いでした。そのせいで黄疸症状になった経験を昨日のことのように記憶しています。

 

私が食と健康に関する知識を学んだのは、この時期の辛い経験が原点となっています。当時、医療設備の整った病院も少なく、お医者様は軍医として招集されていて、お薬もサプリメントも手に入れるのは難しく、ただ「安静にしていてください」とだけ言われ、子供心に不安でたまらない日々を過ごしました。

 

その頃私の母は、漢方薬を煎じて私に飲ませながら「すぐ良くなるよ、元気になるよ」と声をかけ身体を擦ってくれるのが精いっぱいでした。当時貴重だった、たった一個の卵を持ってお見舞いに来てくれた方に、何度も何度も頭を下げ、お礼を言っていた母の姿を思い出すと涙が込みあげてきます。今想いかえすと、体力の回復は自己の持つ免疫力に頼るしかすべがなかったと感じます。

 

その後、世の中の急激な成長期を迎え、自由主義の世相の中、物質は豊かになり食事も欧米化になりました。日本に居ながらにして世界中の食材も手に入る時代になったのです。今の日本の医療と医学は、世界でも認められるほどの基準となったのにも関わらず、食生活の乱れと環境による問題が、子供から大人まで、心と身体の不健康な人が多くなってしまったのです。様々な病気を訴える人が増え、医療費が40兆円となり、社会問題にもなっています。

 

一生涯連れ添うのは、他でもない自分自身の身体です。今こそ、食生活の正しさと必要性を知り、自己の身体に備わった治癒力を高めていくべき時期が来たのではないでしょうか。

 

人生80年時代を迎える中、誰もが悩みなく人生を過ごしたいと願っています。欲しいものが何でも手に入る時代に、人との繋がりが薄くなってきました。心を満たすために、他者が理解してくれるよう、また、認めてもらいたいがために、無理した人間関係を築き、疲れている人達をよく見かけます。心と身体のバランスは切り離して考えてはいけません。両方が整ってこそ本来求めている「健康な身体」と言えるのです。

 

あなたのご家庭で、大切な方のご家庭で、そして日本中のご家庭で、学んだことを役立ててください。『食は命なり』と伝え、あなた自身も、あなたの大切な人も笑顔で元気に過ごせるようにしてください。日本国の長年の歴史の中で、先人が教えてくださった正しい食習慣があることを世に広め、複雑な社会情勢に順応できる人を一人でも多く育ててください。

 

日本中の一軒一軒のご家庭が、幸せで笑顔の絶えない家庭になることを願っております。

治癒力アカデミー

会長 松田 千恵子